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戦後の首相はかっこ悪い辞め方のオンパレード

 はあ? なんでこのタイミング? と思った人は多いだろう。福田首相の辞任である。何のための内閣改造だったのか。公明党にバラマキを迫られてキレちゃったからだとも、総選挙を少しでも有利にするためだとも言われるが、トンチンカンな印象は否めない。ま、この人が辞めようと続けようと、世の中にさほど影響がない(株価もそれほど動かないし)というのが、今どきの自民党を象徴しているけど。おそらく、「あなたとは違うんです」という名言だけは、後世まで語り継がれることだろう(ウソ)。

 本田雅俊『総理の辞め方』は、戦後の首相29人を、その引き際に注目して紹介する本である。

 まえがきが福田首相のエピソードで始まる。昨年9月の自民党総裁選で首相の資質を尋ねられ、「辞める時の決断」と答えたというのだ。これは安倍晋三氏の辞め方に対するあてこすりたっぷりの、いかにも福田らしい言葉だけれども、そのときは1年後に自分もかっこ悪い辞め方をするとは予想していなかったのだろう。

 こうして29人を並べてみると、自他共に認めるような満足のいく仕事をしてきれいに辞めていった首相は少ない。吉田茂や佐藤栄作はいつまでも権力にしがみつこうと醜態をさらしたし、金権スキャンダルの田中角栄、下半身スキャンダルの宇野宗佑と、かっこ悪い辞め方のオンパレードだ。福田首相の父、福田赳夫は総裁選予備選で負け、「天の声にも変な声がある」と迷言を残した。この父にして、この子あり。

 この本の最後は、福田首相の座右の銘、「行蔵(こうぞう)は我に存す、毀誉は他人の主張」を紹介して締めくくられている。勝海舟の言葉で、出処進退は自分で決めるべきだ、という意味だそうだ。

 総裁選で盛り上げて総選挙に臨み、自民党を有利にしよう、というのが福田首相の思惑なのかもしれない。だとすれば、責任もなにもかもかなぐり捨てての党利党略。そんなものに騙されるほど私たちはバカじゃない(たぶん)。




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